毎年年賀状の作成は自分で印刷していましたが、今回年賀状作成のタイミングでプリンターが壊れてしまいました。
そもそもプリンターの使用頻度は極端に少なく、毎年の年賀状以外はほとんど使用する機会がなかったのが現実なので、特になくても困らないモノだというのは間違いないのですが、わりといい感じのプリンターを使用していただけに、ないならないで困っちゃうんですよねー…。
とりあえず今回の年賀状は、コンビニ印刷などの手段をいろいろ調べたのですが、知識も乏しくタイミング的に遅くて厳しそうだったということもあり、結局プリンターの買い替えを検討することに。
[9年程使用したプリンター]
よっぽど使い道もないので、最悪年賀状さえできれば良いかなと思い、今回の買い替え機種はなるべく安いプリンターを探しました。
見に行った電気屋さんには、安いプリンターで約5,000円程度の商品もあったのですが、スタッフさんにいろいろ話を聞いて、結局購入したのはエプソンプリンター「EW-M571TW」という機種。
[EW-M571TW]
安く抑えるつもりがまさかの30,000円超え…(;´д`)
しかし、購入したプリンターの価格はかなりの予算オーバーでしたが、とても高性能でオススメなのでぜひ紹介させて頂きます(^o^)
目次
- 今までのプリンターはインクカートリッジタイプがほとんど
- 「エコタンク」搭載モデルはインクたっぷりのボトルタイプ
- ボトルタイプとカートリッジタイプではランニングコストが大きく違う
- エプソン製「エコタンク方式」のおすすめポイント
- 使用上の問題点
- 感想
今までのプリンターはインクカートリッジタイプがほとんど
今まで使用していたプリンターのインクはカートリッジタイプで、見てわかるようにカートリッジも小さいし、1つのカートリッジに対してのインク量がかなり少量でした。
更に、プリンターは時々使用していただけなのに、使用するたびインクの残量がいつの間にかかなり減っていて、ほとんど使っていないのにカートリッジを交換しなければなりませんでした。
当たり前の話なのかもしれませんが、スタッフさんの話だとインク詰まりが起きないように、使用していなくても少しずつ減っていくものらしいです。
そのため、年に数回しか使用しないわりには、インクカートリッジの購入頻度が多い状況でした。
今まで使用していたプリンターは6色タイプなので、純正のインクカートリッジは1セット約6,000円程度と高額、結構痛かったですね。
「エコタンク」搭載モデルはインクたっぷりのボトルタイプ
今回購入したEWシリーズは、今までのインクカートリッジタイプではなく、ボトルに入ったインクをプリンター本体のタンク部に注入します。
インクカートリッジのインク容量は公式サイトでは発表されていませんが、通常タイプのカートリッジ1つあたり約30ml程度だそうです。
今回のボトルタイプは、黒が127ml、イエロー・マゼンダ・シアンがそれぞれ70mlとなっていて、カートリッジタイプに比べてかなり容量が多いです。
※EW-M571TWはインク4色タイプ
インクボトルの価格は、黒が2,000円、イエロー・マゼンダ・シアンがそれぞれ1,000円ということなので、今まで使用していたタイプのものとさほど変わりませんが、インクの持ちが全然違うためかなり価格が安いです。
ボトルタイプとカートリッジタイプではランニングコストが大きく違う
公式ホームページにも記載されていますが、ボトルタイプとカートリッジタイプを同等機種で比べた場合、印刷コストがものすごく違います。
※エプソンホームページより
今回購入した機種よりもうひとまわり大きな機種になりますが、A4用紙のカラー印刷がボトルタイプだとたったの0.9円で、カートリッジタイプだと12円となります。
コンビニでカラーコピーすると60円ぐらいしますよね。
こちらがEW-M571TWのスペックです
※エプソンホームページより
ちゃんとスキャン機能も付いてます♪
エプソン製「エコタンク方式」のおすすめポイント
今回このエコタンク方式搭載機を購入して、メリットが3つあります。
1.インクにかかるコストの削減
前述のとおり、何といってもインクにかかるコストが大きく削減できることです。
今まではほとんどプリンターを使用していなくても、年1回程度インクカートリッジを交換していました。
最新のカートリッジ方式搭載機はどうかわかりませんが、ボトルタイプは使用していない時にインクが減っていくことはないようなので、1本のインクが長く使用できます。
しかも、更にこの機種の良いところは、本体にインクボトルが1セットついているということです。
そして、1回のインク交換で印刷できる量が、A4カラー文書で約6,000ページとなっているので、私のようにプリンターの使用頻度が少ない場合、次の買い替えまでに1度もインク交換しなくも済む可能性があります。
プリンターを10年使用し、カートリッジタイプを年1回交換したとして、約6,000円×10年で約60,000円かかります。
インクのランニングコストで、プリンター本体代が出るのでかなりお得です。
2.本体タンクへのインクの入れ間違いがない
エコタンク方式は、ボトルに入ったそれぞれの色のインクを、本体側の各インクタンクにそれぞれ注入して使用します。
本体側の色の指定された各インクタンクに間違って別の色のインクを注入してしまうと、即修理となってしまうためかなりクレームが多かったそうです。
今でも他メーカーさんのプリンターは、一部インクを入れ間違えるリスクのある機種があるみたいなのですが、エプソン製プリンターのエコタンク方式は、ボトルのヘッド部とインク注入部がインクの色によって形状を変えているので、同じ色でしかボトルがハマらないようになっています。
そのため、インクの入れ間違えによる無駄な故障のリスクは改善されています。
3.インクの購入頻度が減るので純正インクを購入することに抵抗がない
プリンターのインクは高いので、純正でないインクカートリッジを購入する方も少なくないと思います。
純正のインクカートリッジでないと、インク漏れしたり壊れやすいなんてことをよく聞きます。
実際に純正でないインクを使用してプリンターが故障した場合、メーカー側が修理拒否することもあるとスタッフさんに聞きました。
私も今まで純正品のみ使用してきましたが、購入の度に純正品を購入するかどうか悩みましたね。
今後はインクの交換頻度は減るため、多少高くても純正品を購入することに迷いがなくなるので、前述にもあるように変な故障のリスクもなくなります。
使用上の問題点
特に問題点はないのですが、あえて言うとすれば液晶画面が小さいことですね。
本体がコンパクトなので仕方がないことなのですが、少し見づらいかな。
あと、印刷スピードが少し遅いかなと感じますね。
用紙トレーもないので、毎回手差で用紙をセットしなければいけません。
また4色インクだと、以前使用していた6色インクに比べて写真の仕上がりが弱いです。
大きく印刷したい場合はお店にお願いした方が良いです。
とはいえ普通の写真の大きさであれば、全然問題ないですね(^^)d
感想
今回イニシャルコストが高くなってしまいましたが、個人的にはこの「EW-M571TW」の購入は満足しています。
見方によってはうまく言いくるめられて購入しちゃったように思われますが、正直乗せられました(*´-`)
しかし、私もとある機械の商社の元営業マンなので、この「ランニングコスト」という見えない経費は非常に重要だと考えています。
そして上記の問題点も個人的には特に問題ありません。
今では当たり前かもしれませんが、無線で使用できるのも嬉しいです。
使用頻度を考えると、実際に展示されていた5,000円のプリンターはとても魅力的でしたが、ランニングコストで考えると今回購入したプリンターの方が、最終的に倍ぐらいお得になるので、判断に間違いなかったと思っています。
もしプリンターの入替を検討してみえる方は、エプソンのエコタンク方式プリンターも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに今回こういった経緯のため、年賀状を出したのが1月1日となり遅くなってしまったことをお詫びします m(__)m

エプソン A4カラープリント対応 エコタンク搭載 インクジェット複合機(ホワイト)EPSON エコタンク搭載モデル EW-M571TW
- 出版社/メーカー: エプソン
- メディア: エレクトロニクス
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エプソンエコタンク搭載プリンター
[EW-M571TW]
寸法:幅375mm×奥行347mm×高さ187mm
価格:34,980円
(ケーズデンキさんで32,000円ぐらいでした)